「ヒグジムさんは、言葉にしきれない想いを形にしてくれる、頼もしきパートナー」
女性目線のコミュニケーションデザインで、
「日本全国かわいい化大作戦」を展開する
ヒグジム代表の木下博です。
こちらのページでは、
ヒグジムの事例をお客様との対談形式でご紹介させていただきます。
■クライアント様
もくもくはうす株式会社
業務内容:注文建築、リフォーム、不動産業、オーダー家具
※mokumokuグループとして、オリジナル家具工房、ヒーリングサロン、ビーガンレストランも経営
■ご提案内容
CI、及び各種広報ツール
もくもくはうすのマーク=“顔”ができたことが本当に大きかった!
2014年4月某日。
もくもくはうす株式会社 代表取締役社長、島村由紀子様にお話を伺いました。
ヒグジム創業社長夫妻の自宅マンションのリフォームを手がけたことが
出会いのきっかけだった、もくもくはうす様。
1冊のリーフレット制作からはじまり、かれこれ10年近いおつきあいです。
記者:いちばんはじめのお仕事について教えていただいてもいですか?
木下:あれはホームページも新しく作り直すので、リーフレットの制作と合わせて、
会社のカラーをちゃんと作っていこう、というタイミングでしたよね。
島村由紀子様(以下:由紀子):そのときご提案いただいたのが「羊」だったんです。
うちが断熱材で羊毛を使っている、ということ、
そして会長の島村健二が偶然にも未(ひつじ)年だった
とうことで使っていただいたんですよね。
インターネットでもいろいろ調べますが、
コレを超えるかわいい羊に出会ったことがないです(笑
もくもくはうすのマークができたことが本当に大きかった!
木下:その時に、将来事例集などをつくることや雑誌掲載も視野に入れて
竣工写真もちゃんとカメラマンさんを入れて撮られたほうがいいですよ、
とご提案させていただいたんです。
由紀子:その写真がいま財産になっています。
木下:最初のパンフレットは、新店舗に移転するタイミングでしたね。
ちょうどその写真もたまってきましたし…。
記者:他社との差別化が図りたかった、とのことですが。
由紀子:私とパートナーの島村健二は気功を通じて知り合ったんですね。
ですから「健康を主において、自分たちがいいと思うものだけをご提案したい」
というところからはじまっています。
今では住宅だけではなく、「衣食住」すべてをご提案していますが、
そのすべてが、私たちのライフスタイルそのものなんです。
木下:最初にお話を伺ったときから「本格派だな」と感じていました。
由紀子:我々は「一貫性」ということにこだわっています。
来客中にお出しするお茶、お茶菓子もすべて、
自分たちが納得できるものをお出ししています。
プライベートも仕事中も、自然素材の服を着て、
食べるものもビーガン(ピュアベジタリアン)と、
ここまで徹底している経営者はいないと思うんですね。
木下:神奈川は自然素材、ナチュラル系の住宅メーカーが多いんですが、
もくもくはうすさんは、その中でも徹底していますね。
由紀子:素材だけでの差別化はできないんです。すぐに真似されますしね。
デザイン性、生活動線も含めた、空間全体の提案、そこに力を入れています。
もちろん、耐震性や耐久性、安全性など家として当たり前のことも大事にしています。
木下:もくもくはうすさんには、テクノロジーカタログのような、
やって当たり前のことを伝えるパンフレットはいらないと、思ったんです。
もくもくさんの場合は、考え方や想いを伝えた方がいい。
他ではやらないことをたくさん載せたパンフレットにしたんですよね。
由紀子:ビジュアルをこうしたい、という具体的な話はしないんですが、
感覚を伝えると、ヒグジムさんは毎回くみ取ってくださる!
だから信頼しているし、お願いし続けているんです。
木下:ありがとうございます。
パンフレとで伝えるべきは、テクニックではなく“想い”
企業理念
「私達は生命のつながりで元氣な家をつくります」
木下:2冊めのパンフレットはこの理念ができたころでしたね。
由紀子:最初のパンフレットをつくったのは、ちょうど今の場所に移転するタイミング。
4倍のスペースに移転ということで、少し不安もあったんですが、
移転して本当によかった!
一生お付き合いしたい、と思える
すばらしいお客様ばかりに出会えるようになりました。
だから次はもっと差別化して、相見積をされることなく
私たちを選んでくれる「この会社にお願いしたい」と
思ってくれる人が集まるものにしたいと思って
新しいパンフレットを加えることにしました。
記者:このパンフレットはどのタイミングでお渡しするんですか?
由紀子:資料請求を頂いた方にセットでお送りしています。
お客様は「このガラスが使いたい」「このタイルが使いたい」と
パンフレットに付箋をはって、うちのスタッフよりも写真を見てくれているんです!
バイブルのように毎回持ってこられる方もいらっしゃいます。
由紀子:文章もすばらしいんですが、写真が楽しい!
木下:写真の撮り方については、
ただキレイに撮るのではなく「空気感を伝える」ということを
カメラマンに伝えています。
例えば、「住んで幸せ」ということを伝えたいから、
見学に来ている子供の足も撮ってくる、というような工夫ですね。
間違っても、広角レンズを使って、漫然と部屋全体を写すような撮り方はしない。
由紀子:私たちと直接お話しをする前に、
ヒグジムさんに作っていただいたパンフレットをお送りするんですが、
最終的にご契約いただくお客様は、相見積をする方が非常に少ない。
パンフレットをしっかり読んで、一貫性がある、と気づいた方はぶれないんです。
「もくもくさんでいい」ではなく、「もくもくさんがいい!」となる。
木下:この2冊目はお客様の対談を入れる、というテクニックを使うことで、
メーカーとしては語れないことを伝えることができましたね。
身体がよくなった、というお話は
お客様がお話くださるには全く問題がない。
由紀子:お客様が喜んで出てくださるんです。
木下:お客様が興奮してもくもくはうすさんのすばらしさを語ってくれる、ってスゴイですよね。
従業員数は3倍。売上は約5倍。移転&ヒグジムのパンフレット効果?!
記者:ヒグジムさんとつきあいはじめたころから、会社はどのように変わりましたか?
由紀子:事業も住宅からヒーリングサロン、ビーガンレストランを広まりましたし、
スタッフは5名からグループ全体で25名に増えました。
年間の施工棟数も倍以上になりました。売上も約5倍になりましたね。
店舗の移転とヒグジムのパンフレット、
良いスタッフが集まってもらえたこと、
この全部がそろっていないとできないことだったと思っています。
木下:いつも何か作りたいときにご連絡をいただくんですよね。
由紀子:先日オープンしたデリ&カフェのチラシも作っていただきました。
「名刺が欲しい、封筒が欲しい!」って。
こだわりたい制作物があるときは、すぐに連絡しちゃうんです。
ヒグジムさんは、頼もしきパートナーです。
木下:これからもよろしくお願い致します